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開国橋(かいこくばし)は、山梨県甲斐市西八幡と南アルプス市上今諏訪を結ぶ釜無川(富士川)に架かる橋である。 == 概要 == 現橋は全長492m、幅員23.3mの単純合成桁橋である。車道は片面2車線の計4車線(幅3.25m×4)で、両端には自転車歩行者道(幅3.5m×2)が備え付けられている。橋台は逆T式橋台であるが、工期が大幅に異なることから上下線で別々になっている。県都・甲府市と鉄道不毛地帯であるベッドタウン・南アルプス市を結んでいるほか、甲府市から中部横断自動車道白根ICへの重要なバイパス道路である。また、東京方面から国道52号を使って県西南部へ向かう場合中央自動車道双葉JCTを経由するより距離が短いことから甲府昭和ICで一度降りて白根ICへ向かう車も多い。 橋の両端は交差点となっており、東側は「開国橋東詰交差点」、西側は「開国橋西交差点」の名前がついている。開国橋東詰交差点はバイパス道路として2005年(平成17年)に全線開通したアルプス通りと山梨県道5号甲府南アルプス線の旧道である通称「バス通り」が合流し、かつ甲斐市と中央市を結ぶ山梨県道116号臼井阿原竜王線が並行して交差していることから五叉路となっている。また開国橋西交差点も白根ICや南アルプス市北部へ向かう山梨県道39号今諏訪北村線と南アルプス市南部と富士川町へ向かう山梨県道5号線が分岐しており、さらに韮崎市方面と新山梨環状道路若草ランプ方面を結ぶ山梨県道118号南アルプス甲斐線が並行して交差している。このように双方ともと五叉路〔開国橋東詰交差点の手前にある農林高校入口交差点でアルプス通りと山梨交通電車線の廃線跡を道路化した通称「廃軌道」が合流するため、実質六叉路ともいえる。〕に挟まれていることから交通量が多く、特に朝と夕方は非常に混雑する。一方、東進する片側2車線のうち左側1車線は直進、左折、斜め左折の混合レーンとなっており、朝ラッシュ時間帯において南アルプス市方面から甲府市方面へ向かう場合開国橋東詰交差点を中心とした渋滞の原因となっている。そのため耐震工事と合わせ開国橋東詰交差点に左折専用のレーンを1車線追加する計画がある〔開国橋を耐震補強/左折レーン設置も計画/本年度渇水期に着工予定 (日本工業経済新聞、2012年4月14日 )〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開国橋 (山梨県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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